働くこと

練習室では、今月から就労についてもプログラムを行っています。SFAでは、モジュール18.就労生活となります。それぞれのメンバーのペースでできる軽作業を行っています。

練習室は平成28年12月から始めたので、そろそろ2年になります。生活訓練ですので、調理や買い物、片づけ・掃除等の生活における基本的な活動を重視して、リハビリテーションを行ってきました。私は若者の就労支援の経験も多少あるのですが、就労をする前に、まず生活をストレスなく送ることが大切であると考えていました。生活が安定すると、仕事を始めても定着しやすいということです。

そのため、プログラムではあまり作業や就労に関する内容を行わないようにしてきました。

しかし、プログラムに作業を取り入れると、メンバーの仕事がしたいという気持ちがとても強いということがわかりました。皆、真面目で熱心に作業を行うのです。メンバーの作業に取り組む姿勢には驚きました。もちろん、メンバーの目標・計画にもよって異なるのですが、生活訓練のプログラムに就労を意識した作業を取り入れることは、大切なことであったと思います。

今後、ミックス練習室では、就労系事業所も多機能型として指定を受けたいと考えております。開設は少し先になるかもしれませんが、現在準備を行っています。

11月 26, 2018

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